東京都で葬儀を執り行うことは、そう珍しいことではありません。多くの人が生活をしているからこそ、亡くなる人が多いのも当然のことではないでしょうか。それに伴い、葬儀業者の数もかなり多くなりました。選択肢が豊富にあるのは良いことと言えますが、いざ選ぶ際にはどの業者にするのかで頭を悩ませることになります。
選ぶ際には、まずはどのようなスタイルの式にするのかを決めておくようにしましょう。一般層で大勢が参列することが当然という時代もありましたが、近年では家族葬や直葬のように小規模のスタイルを選ぶ人も多くなっています。
業者によって得意としているスタイルには違いがあるのはもちろんのこと、料金にも必ず違いがあります。選択肢が豊富にあるからこそ、少しでも多くの業者を比較することが大切になってくることは頭に置いておかなくてはなりません。
東京都は都心部ならではの葬儀事情があります。火葬場がその例と言えます。全国的にみると、自治体が運営しているのが一般的ですが、東京都23区内に9つある火葬施設の中で、公営の火葬施設が2件のみとなっており、あとの7件は民間の企業が運営している事情があります。
それぐらい東京においての火葬場の事情は深刻と言えます。人口が密集していて土地が無かったり、住民の反対運動などが問題となったりして民間に頼らざるを得ない事情があります。東京では、焼香に来た一般参列者にも通夜料理を振舞います。
式場などの焼香をした後、係員が別室に案内し、寿司やオードブル、煮物、お酒などのお飲み物も振る舞われます。これが通夜振舞いと呼ばれ、一口でも箸をつけることが供養になるとされています。参列者が断ることはしません。
関西地方から見ると、まったく逆の風習です。
（参考情報）
東京都の葬儀場・斎場・火葬場｜葬儀・葬式・家族葬【公益社】
https://www.koekisha.co.jp/information/e_tokyo/
→ 公式サイト